神楽坂 圓福寺では、毎年10月に「御会式・月施餓鬼会」を行なっております。
どなたさまもお気軽にご参加ください。
■ 10月 第1日曜日 11:00~ 御会式・月施餓鬼会
※令和6年より、10月の「御会式」と11月の「月施餓鬼会」を10月第1日曜日に一緒に行うこととなりました。
御会式とは
御会式(おえしき)とは、日蓮聖人がご入滅された10月13日に際し、毎年10月に行う感謝を捧げる法要です。
時期は異なりますが、全国の日蓮宗寺院でお会式行事が営まれております。
御会式の様子
御会式の際は、ご覧のようにお祖師さまの回りをお花で飾ります。これは桜をイメージしており、「お会式桜」と言います。
日蓮聖人は61歳のときに自身の死期を悟って、弟子たちを集め、伝えるべきことを伝えて亡くなりました。
その際に、庭の桜が咲き誇ったと言われています。その故事に由来して、御会式には日蓮聖人の周りを桜で囲むようになりました。
法要が始まります。
お釈迦さまの本当の教えにより、真の幸せをつかむためにはどうすれば良いかを示してくれた日蓮聖人に対し、感謝の気持ちを伝えます。
読経の後、皆さまと一緒にお題目「南無妙法蓮華経」を繰り返しお唱えします。
法要後、家内安全・身体安全・当病平癒・心願成就などのご祈祷を行います。
行事でご祈祷を行うのは、1月新春祈祷会・5月鬼子母神お弟子祭り・10月御会式の年3回のみです。
こういった機会に、ぜひご家族でご参詣ください。
お待ちしております。
月施餓鬼会とは
御会式の後、続けて月施餓鬼会を行います。
圓福寺では、供養をとても大切に考えております。
先祖や生前ご縁のあった方のなかで、この世に未練を残した人・不慮の死・自殺・罪を犯した人・動物を傷つけた人などがいるかもしれません。
または、若くして亡くなった人、生まれてくることができなかった人(水子)がいるかもしれません。
圓福寺では、そういった「苦しんでいる霊=因縁」という考えのもと、先祖代々因縁の霊、または自分自身や家族などに頼る因縁の霊を心を込めて供養する行事「月施餓鬼会」を行っております。
月施餓鬼会は、「因縁の霊」に特化して供養することが大きな特長です。
(例)〇〇家 先祖代々因縁之霊位
(例)〇〇△△に頼る因縁之霊位
月施餓鬼会の様子
お塔婆を建てて、法華経を読誦し、心を込めて供養いたします。
皆さまが、ご供養の気持ちで建てたお塔婆を毎回すべて読上げ供養いたします。
月施餓鬼会は、年6回あり毎回多くの方にご出席いただいております。
法要の終盤になりますと、皆さまにお焼香をしていただきます。
僧侶のお経を唱える声が響くなかで、一人ひとり香を焚き、供養いたします。
塔婆を建てて、法華経を唱え、香を焚き、苦しんでいる霊(因縁)が、少しでも楽になるように想いを込めて行います。
また、苦しんでいる霊(因縁)を供養することは、大きな功徳となり、悩み事解決の糸口になることがあります。
このように、神楽坂 圓福寺では、皆さまと一緒になって法要を行っております。
いつもご参加の皆さま、お疲れさまでございます。
いつもお手伝いいただいている皆さま、ありがとうございます。
「月施餓鬼会」の日の午後は、「信行会・陀羅尼会」も行っております。
自由参加ですので、お気軽にご参加ください。
※「月施餓鬼会」参加の方には、毎回お弁当をお渡ししております。
圓福寺の行事は、ほぼ椅子席となっておりますので、足の悪い方も安心してご参加ください。
神楽坂 圓福寺 供養の行事の詳細については、下記をご参照ください。